カスタマーレビュー
真似はできそうもない。著者は株が命の人だ。 一日中チャートを見ている人だ。 そして、信用取引やワラントで、資金上限の ものすごいレバレッジをかけて、狩猟のようにトレードする人だ。 ある意味で、天才的な勘と、度胸(精神力)がないと同じようには いかない。 「こんなのマネできないよ」と苦笑いするだけである。一度は読む価値あり?筆者が決めたルール(鉄則)の説明 ?筆者が取引で使うチャート分析の説明 ?筆者が実際に売買した銘柄で<?>を利用した取引内容の説明 本書は大まかに上記の内容でまとめられている。個人的に?が一番参考になり、株取引をしている人は一読する 価値があるとは思うが、?に関してはどのチャート分析の本を 読んでも書いてあることであり、?に関しては2003年?2004年4月 までの上昇相場の取引内容なので、少々もの足りない感も否めない。 上昇相場だけでなく、7月の新興総崩れの時の取引内容まで記載されて いたらと思うのは私だけではないでしょう。「稼ごう」等ではなく「稼いだ」株の本は「○円儲けよう」とか「○円稼ごう」という本がほとんどだがこの本は「稼いだ」という事実、ということが他の本と違う。タイトルに惹かれ買ってみたが「儲けよう・稼ごう」といった、いわば当たるか外れるかはわからないけど理論はこうだ、という本よりも、 実際にこの理論で予想が当たった、という説明はとても説得力があり、 またそれが「とにかくチャートを見るだけ」を基本としているところは、初心者の私でもとりかかれそうに感じ、意欲が増した。 早速真似をしてチャートを見ようと思う人が多いのではないだろうか。
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