カスタマーレビュー
ラポートではなく、ラポール翻訳はかなり良いほうです。 ただひとつ、大事なコンセプトを表す用語の訳がおかしいのは残念。 「ラポート」と訳されているのは、おそらく "rapport" の事。 これは仏語で「ラポール」と読みます。英語圏でも外来語として、 "t" を無視して発音します。このトピックでより深く調べられる方はご注意ください真似してはいけない事もあるよいテクニックも沢山あるが、真似すべきでない事は少なくない。 著者の戦術は基本的にWinであって、Win-Winではないようだ。 例えば、ミーティングで「早い段階で強い印象をあたえる」という のは本質的な事か? それにメールに関しては、かなり迷惑な手法が載っている。 HTMLを使ったメールはセキュリティに問題がある。ITの専門家の 立場からは、HTMLメールは読まない事をお勧めする。つまりITに 理解がある人間ならば、読まずにゴミ箱行きだ。 更にsubjectの書き方は最悪。本書では「内容を理解できないもの」 を勧めている。迷惑メールの常道だ。既によほどの信頼を得ている 相手でなければ、これまた読まずにゴミ箱直行。一日に多量の メールを受け取る身なら、subjectだけで読まないものをふるい 分ける事が常識。subjectが迷惑メールに似ていれば、同じ扱いを されるのは当然だろう。 全般的に非常に陳腐。必ず数人は周りにいる「できる人」に尋ね たり観察したりすれば、殆どがただですぐに手に入るだろう。 ただ多くの古典的な方法が一冊にまとまっているのは、ちょっと 便利かもしれない。人脈術というよりは、コミュニケーションのノウハウ人脈術、つまりいかに最善で最速の友好関係を築けるかがテーマとなっている。 当たり前のことだが、人間関係はコミュニケーションを介したものである事を実感できる本です。 この手の本の中では、実際のトーク事例が非常に多く参考になる部分が多いと思う。手にして見ればわかるが、こんなシーンがあったと思う部分が多数あるはずだ.それだけ参考になる本です。
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