人間を幸福にする経済 豊かさの革命

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人間を幸福にする経済 豊かさの革命

人間を幸福にする経済 豊かさの革命 ISBN:4569628303
出版社:PHP研究所
Author:奥田 碩 
Media:新書
価格:777




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レビュー
   2003年1月に日本経団連が発表した「新ビジョン」を、奥田会長みずからが紹介した本書。ビジョンには大多数の国民の共感と強い支持が必要と述べる奥田会長だが、その言葉どおり、個人の生活や労働、消費などの意識をうまくとらえた、大多数が受け入れやすい内容になっている。

   盛り込むテーマは幅広く、企業経営やグローバル戦略から、行財政、年金、少子高齢化、地域社会、教育、個人の死生観にまで及んでいる。いずれも日本の十数年来の懸案で、問題点や対立の所在を把握するのに役立つ。目指すは日本経済に成長と活力を、である。

   話題をよんだ「消費税18%」の提言では、それが導かれた年金や医療制度の基本スタンスを明記している。また、社会貢献としての「政治寄付」を論じて政治献金の問題を正面から取り上げたり、「州制」導入の提案とともに政府やコミュニティー、個人のあり方を位置づけたりもする。「個人中心の社会」がその核である。そこで企業は社会的責任や環境への取り組みがより求められていくとしているが、それらが新たな競争力になるとも論じており興味深い。日本経済の活路を示した「メイド・バイ・ジャパン戦略」や産学連携のしくみ、「東アジア自由経済圏構想」などは具体的で読みごたえがある。

 「多様性のダイナミズム」と「共感と信頼」をベースに展開するビジョンはじつに明快で、ビジョンづくりのお手本にもなるだろう。政党をはじめ各界のビジョンと比べてみたい。(棚上 勉)



カスタマーレビュー
タイトルで誤魔化された?「変わらないことは悪である」というフレーズは良いが、総花的なビジョンが始めから終わりまでちりばめられていて、教科書を読んでいるような気になった。ここで書かれているように日本は変わっていくのだろうか?
トヨタの会長ではなく、経団連の奥田氏としての側面しか見えてきません。無味乾燥トヨタの元社長奥田碩氏の著書ということで購入したが、無味乾燥さにがっかりした。

内容は、日本経団連の「新ビジョン」の紹介であり、おそらく、日本経団連の事務局がゴーストライターとなって、各章を文筆したものと推測される。書籍からはトヨタの元経営者らしい含蓄ある表現もなければ、ビジョンにかける熱い思いのようなものも伝わって来なかった。

「新ビジョン」の内容も、個人を中心に据えた構成としておきながら、消費税アップ・法人税ダウン、ベア廃止など、(立場上?)企業として譲れない主張もしっかりなされていて、不整合な側面があり、ビジョンとして不適格である。



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