カスタマーレビュー
卒業論文にはいいかも…ブッシュ批判の本が多い中、ブッシュに協調し、賛美している作品です。 著者がよほどのブッシュ好きか、共和党からお金を握らされているのかは 定かではないけれど、全体を通じて好意的な内容です。私やマスコミの思い描いている人物像とはかけ離れていますが、「こういう見方もある」という意味では、勉強にもなるし、 ほかの本との比較対照という意味では優れた文献だと思います。 ただ、ブッシュ大統領が嫌いな人は読まないほうがいいかも…。 さらに嫌いになること間違いなしですこんなにわかりやすくまとまっているなんてブッシュ政権については、日本でも色々な本がでています。 でもこれまで読んだ中では、何か小馬鹿にしているような本が多すぎ、 いくらなんでも、あの大国を動かしているのに、そんなことがあるのだろうか と疑問に感じることもしばしばでした。 本書は、きわめて簡潔に、ブッシュ政権の強みと弱みが分析されています。 妄言には妄言なりの理由があるという分析には、思わずニヤリ。 ブッシュが就任以来何を行ってきたかということも、 まあ、よくまとまっています。 確かに、ブッシュ政権の動き方を知るのに、 本当に最低限このくらいは知っておいたほうが、判断を間違えないで 済むように思いました。 一気に読み通せる本です。
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