カスタマーレビュー
思考をとめず書きまくる自分の目標を達成したり。考えをまとめるための方法。 このために、とにかく書く。 ポイントは5分だとか10分と時間を決めてその間、とにかく遮二無二書きまくる。 思考を中断せず、できれば自分の持っている嘘偽りのない平易な話し言葉でかきまくる。これは、なんというか、教会の懺悔でもイメージすればよいだろうか(笑) コーチやカウンセラーに向かって話をすると、どうしても体裁を取り繕ったりする可能性が人間にはある。 だから、誰にも見られていないということが重要。 シンプルだが強力な自己変革法に違いない。シンプルで使える方法文章を書こうとした時、頭で考えても何も思いつかないのに、とりあえず書き始めるとアイディアが出てくる体験を持っている方は多いのではないか。それを意図的にやろうというのが本書のコンセプトだ。 本書において書くことは、他人とコミュニケーションするために書類を書くというものではなく、アイディアを生み出すために書くのである。論理的かどうか、きれいに整理されているかどうかは気にせず、思いつくままに書く。そうすると、次から次へと考えがわいてくる。頭の中身が文字を媒体にして外に出てくるような感覚。もやもやしたアイディアも、紙に書いてみると整理されて、クリアに理解できるものだ。アイディアはひらめくものではなく、自分の中にヒントがあり、それを整理すると出てくるものだとわかれば、フラストレーションもなくなる。アイディア出しはもちろん、状況を整理したい時にも使える方法だ。 だだ書くことだけでなく、視点を変える方法、1人で会話を作ってみたりといったユニークな方法も載っているので日常的に生かしたくなってくる。文書はそこそこだがテクニックは実践的 特に期待せずに購入したのですが、「自分の仕事のやり方を変えることになった本」となる思います。 まだこの本が提案するテクニックを実践して数週間程度ですが、「ブレーンストーミングの前」や「会議の後で内容を自分で振り返るとき」に実際に使ってみてとても有効だと感じています。 「思考を定着させるためには書くこと」「極力早く書き、思考のスピードをさまだけないこと」という内容には非常に共感がもてます。 一点だけ気に入らなかった点をあげるとすると、本自体の構成は少し私の好みには合いませんでした。 (著者は効果を出すためにあえてこのような構成にしているようなので好みの問題かと思いますが・・・)
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