カスタマーレビュー
世の中の実学が学べる書この本は、年収0円になったとしても、物事の本質を見極めることに よって、悲観的にならずにたくましく生きていくための指南書といえる と思います。青木さんの心温かくそれでいてストイックな世界観が現れていて薄い 本ながら中身はなかなか読み応えがありました。 特に気に入った一節は 「思うだけでは何も変わらん。人間動いてナンボや」 です。ぜひオススメします今の時代にどう生きるべきかを熱っぽく説く、叱咤激励の本太く短く生きた、青木雄二氏の著書である。 図解とマンガと文章で、今の時代にどう生きるべきかを熱っぽく説いている。 薄い本だが、中身は密度の濃い文章がつまった本だ。 年収0円というのは、リストラの場合もあろうし、退職後、年金をもらえるまでの無収入期間のことでもある。その他にも、年収0円になる可能性が以前よりもずっと高まっている時代である。きびしい時代をどうやって生きるかという本だ。 青木雄二氏は、数々の職業を転々とした経験を持っていることが武器だが、漫画家になってからも、いっさいの手抜きをせず、仕事にとことんこだわりをもった人だったということがわかる。 そんな著者の生き方が強く反映された本だ。 自ら手本を示し、読む人を叱咤激励し、やる気を奮い立たせてくれる本である。 と、いって、押しつけ的な感じはまったくない。 素直でありながら、力強いプッシュの言葉が連続するのだ。 このエネルギーには脱帽する。 文中、数々の言葉に感動した。 全部抜き書きしては、ねたばらしになってしまうので、いくつか。 「世間にどう叩かれようと、突出した生き方をすべきや!」 「なんの仕事でも言えることやが、不遇時代を生き延びるには、基礎がしっかりしていないとダメや」 「時間を忘れるほど没頭できる仕事を見つけ、その道を極める。これが、「本当に自分のための人生」を生きることにつながっていく」 「「好きだ」という気持ちは、まず最初に大事にすべきものやな。そのためにはふだんから「好き嫌い」をはっきり言える生き方をすることが必要やね」
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