勝つための状況判断学 軍隊に学ぶ戦略ノート

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勝つための状況判断学 軍隊に学ぶ戦略ノート

勝つための状況判断学 軍隊に学ぶ戦略ノート ISBN:4569632645
出版社:PHP研究所
Author:松村 劭 
Media:新書
価格:735




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カスタマーレビュー
期待には・・・?スピードが求められる?状況が混沌としている?何より、命のかかっている中での、軍人の判断・思考方法には普段から、
大変興味をもってました。
そこで、このタイトルに出会ったわけですが、正直言って・・・。

まず、この本のコンセプトがはっきりしない。戦訓を解説したいのか、著者の持論を展開したいのか。そこがはっきりしないため、

持論を述べつつ、ときどき思い出したように、名将の金言を挙げて、その解説をする、という構成になっている。
はっきり言って、私はこの著者の持論には興味がない。
ガンガン、名将の金言を挙げ、その解説をし、そこから導き出される戦訓を書き出してもらえばよいと思う。

それに加え、文書に筋が通ってない。読みづらい。

上記にもある通り、著者の持論を書き連ねているのだが、副題「軍隊に学ぶ」にあわせるためだろうか、戦史を引用しているが、
それがスムーズでない。

皮肉な言い方をすれば、この本の混沌とした内容を、完全に読みこなせるようになれば、状況判断力も戦略力も相当なものになっているだろう。
私には無理である。混乱するイメージ、つまみ食いの様相なるほど、個々の話には興味深いものが多い。
問題は、話があっちこっちへといくことであろう。ビスマルク曰く、リデル・ハート曰く、など引用も多すぎる。

ひとつの話題に具体例として、北朝鮮やブッシュ対イラクなどがひきあいに出される。そうしたホットな話題に充分な解説を与えないまま、著者の都合の良い解釈を吐露して終わる・・・そんな箇所が多すぎる。

「名将たちの思考過程」の章に、地政学のさわりや制海権の話が急にでてくる。本来、もっと大きなテーマだと思う。著者は、話の運びがうまくない。

この本はそもそも状況判断の本であろう。
それならば余計に、全体の構成を明確にして、読者に伝えたいメッセージを整理して述べる必要がある。一歩一歩、イメージを乱さないで伝えていくような戦略が必要だ。
だが実態は、ご隠居のとりとめのない回想のようである。

だからこの本は、思考の整理法としての、最悪の見本を提供しているように感じられる。これは必読「演繹」と「帰納」、多国籍軍が二つの思考パターンをいかに融合して
思考パターン統一を図り、そもそも国籍の異なる軍が共同作戦できるか?
を解き明かしつつ、目的としてはロンメルなどの名将の思考を身につける
ことを目指した本。

はっきり言って「名将の思考パターン」は難しい。
でも、これが身につけばスゴイ事になるだろう、という確信はある。

軍隊に学ぶ、というタイトルはあまり意識しないで買ってよい本です。




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