カスタマーレビュー
やさしく書いてはある確かに、平易に書いてあります。専門家を目指している人は、物足りないかも知れません。自分も注文した時はもっと厚みのある本を期待していました。 しかし単なる読みモノとしては、面白いと思います。可愛い絵つきで中学生が読んでも興味がわくように出来ています。初めての方に向いています。ほんとにわかるか?文系の人にもほんとうにわかるようにできているのだろうか? 実際に量子論(というよりも量子化学)を扱ってはいるものの、 いまだにピンと来ていない私。いわんや、文系の人は?歴史的にどんな論争があったのかを知るには大変よい書物。 コペンハーゲン解釈とかEPRパラドックスとか。 あ、シュレティンガーの猫もそう。 これを読む前にやっぱり専門の書物を少し読んでおきたい。 専門書では、省いてある(意図的に)量子論の解釈問題を 垣間見ることができるので、いっそうの興味が沸くはずです。
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