カスタマーレビュー
朝礼のネタに使えそうです。イソップ物語の簡単な紹介、そこから得られる教訓、実社会における事例(エピソード)の紹介、まとめとしての教訓。 ほぼこうした構成で、各話につき4ページでまとめられています。 さすがに、深い内容を期待することはできませんが、逆に気軽に読むことができます。どの教訓から読み始めても構いませんし、4ページほどですので、短時間で読むことができます。 新入社員や就職を前にした学生諸君に、推薦したい本です。 普段本を読む習慣がない人でも、この本であれば、気軽に読めるんじゃないでしょうか。 新入社員研修や社員向けの朝礼で、ネタを探しておられる社長や管理職の方々にも、絶好のネタ本にできそうです。こんな時代だからこそ大人の寓話内容は、思っていたより結構辛辣。 イソップ物語が作られたころのギリシャは「庶民を顧みない王様のもとで、政治は腐敗していましたので、当時の世の中は、自分が得をすることばかり考えて、平気で他人を陥れるような人がうじゃうじゃといました」とのこと。 これって、今の日本とおんなじじゃないですか? なるほど、それで、今読んでもシンプルながら参考になるような教訓がいっぱいなんですね。 読後なんとなく、身の回りにいる人が「この人は狼、この人はカラス、この人はハイエナかな」と、物語の登場動物に当てはめてみたくなりました。
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