<疑う力>の習慣術

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<疑う力>の習慣術

<疑う力>の習慣術 ISBN:4569637175
出版社:PHP研究所
Author:和田 秀樹 
Media:新書
価格:735




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カスタマーレビュー
構成面で損をしている。全部で5章仕立てとなっている本作ですが、”疑う力”というテーマについての
著者からの明確なメッセージは第4章で登場します。

”「脱」常識を目指してほしい。ただし、常識を知らなければただの非常識だ。
 また、常識と対極の発想も、常識に縛られていると考えるべきだ。”

本作の見所は何箇所かあります。
1章:心理学者と患者のやりとりの項‥マインドコントロールの原理の平易な理解
3章:故小渕元首相の項‥立場と情報量という観点から学びの能動的なスタンス提示
4章後半:本作の一番のメッセージ(脱常識の項)、それに加えスタバの例を挙げ
      「立場によって発信されるメッセージが異なる」ことの平易な理解

しかしながら、個々の章が「どういったスタンスに基づく内容か」ということが
当初は理解しにくいため、非常に冗長な印象を与えてしまっています。
和田氏は多様なテーマを短期間で執筆されているとのこと。
もちろん、”量が質に転じる”ことに異議を唱えるつもりはありませんが、
今作においてはそれが裏目に出ている感じがします。
何より、本作の一番のメッセージが5章中4章の後半という
非常に半端な場所で登場していることがそれを証明しています。

最後に、私自身が今作にもっとも残念に感じていることが一点あります。
それは、「まえがき」において養老氏の「バカの壁」を取り上げ、
「このような本が売れるのはすばらしいことだ」と述べていることです。
「バカの壁が売れたから、今作を執筆した」ともとれるこの内容は二番煎じという
印象を読者に強く与え、せっかくのメッセージを品性のないものにしてしまっています。

見所は数箇所散見されるものの、
構成面の悪さとまえがきでの品性のなさで個人的には☆3つです。疑う力は重要だが・・・ 「疑いが重要である」という指摘は大いに賛同するが、何をどう疑え
ばよいかというが、この本を読んでも見えてこない。疑う力は、この世
で語られることを疑う必要があるという「心構え」と、実際疑うことに
よって新たな仮説や言明がえられるという「体験」によって養われる。

 この本は心構えを書いただけかもしれないが、多くの人にはどう疑え

ばよいかを教えてもらい、その成果から心構えを作り上げるという方策
の方が現実的だ。もう少し方法を論じてもらいたかった。「習慣術」な
らば。飽きた氏の本にはもう飽きてしまった。
今話題のテーマを見つけ、同じようなテーマの本を氏が換言しているだけである。
いろいろなテーマを書いているが、言いたいことを一冊の本にまとめてほしい。




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