カスタマーレビュー
門外漢です。正直ちょっと、難しかったです知的財産を、どう活用していくか?という本です。 事業を守ることからスタートし、費用削減、さらに、知的財産を活用して、儲けよう!まで、活用段階を5段階にわけて説明してあります。各段階では、どのように知的財産を管理、活用するか、その段階に上がるためには、何をするべきか、が書かれていました。各段階にある企業がどのようなことを行っているか、の例も引いてあります。 各段階の説明の後に、知的財産を活用したアメリカの企業の、発展の歴史が描かれています。 題名はちょっとユニークな印象を受けますが、内容は堅いです。 この分野には、全然の門外漢です。知財の活用段階、正直難しかったです。書いてある内容は、わかるんですが、ピンと来ないところも、結構ありました。いきなりは、ちょっとキツイ本だったんでしょうか。原本はいいのですが・・・・この本の中では、IP戦略を5段階のレベルに構造化し、各レベルにおけるベストプラクティスが示されています。 確かに本の構成は良いと思います。 しかし、翻訳者がIPに関する知識をあまりもっておらず、理解せぬまま翻訳を行ったとしか思えません。具体的な問題点として、 ?英語を無理やり日本語に訳したとしか思えない箇所が多い ?原本では記載されている部分が端折られている(ゆえに文章が論理的でない) といったことが挙げられます。 できれば原本で読むことをお薦めします。 翻訳臭くない企業における無形の知的財産権(特許等)の価値の重要性を説いた本である。最近日本でも知的財産立国が謳われ、知的財産戦略大綱が制定されたところで、時宜を得ている。内容も、知的財産の活用方法を難易度でレベル分けし、実例をも含めての説明で、読みやすくすべく努力をしている。ただ、訴えたい内容が、実践しようとすれば個別具体的になってしまい一般則がない分野であるので、この本を読んだからと言って、具体的に何をしたらいいのかはすぐには見えてこない。なお、エジソンは生涯に何百もの特許を取得したが、その収支はとんとんだったという。
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