カスタマーレビュー
システム化における「業務」を幅広く俯瞰できるSEの視点に立った業務知識に関するわかりやすい書籍は少ないが、この本は「これからSEになるPG」にとっての良書である。 既にSEとしてバリバリやっている人にはもの足りない内容となるかもしれないが、こういった形で幅広い業務を俯瞰した本がこれまでなかっただけに一読の価値はある。お客さんと話をするのに、基本用語と大まかな業務の流れを理解することは大切で、お客さんに固有の深い業務知識はそれからである。 全くあるいはほとんど業務知識のないPGの人はこういった本から入っていくのがいいのではないだろうか。 業務知識の深いところまで掘り下げた本ではないが、入門書としては最適だろう。万人を対象とすることは不可能なのだから。コンパクトでベストこれまで業務知識を学習するには、財務会計で数冊、生産管理で数冊というように、何冊も読まなくてはなりませんでした。かといって、書籍だけでは限界で、結局、実務では使えません。この本も、いろいろな業務知識を1冊にまとめているので、実務でつかえるわけではありませんが、他の専門書のように中途半端ではなく、全体像を理解することに主眼を置いている点で、用途さえ誤らなければ、とても役に立ちます。私は、新人教育や社員教育を担当しているので、本の中にも書かれていますが、情報処理試験対策や新人教育、転換教育には最適だと思います。来年度はこれで教育しようと思ってます。最初に用語の意味から教えなければなりませんし、あまり時間もかけられないので、要点を絞り込んだコンパクトな解説がベストだと思います(生産管理の概要を40ページ紹介しているものってこれまでありませんでした)。ほんとうに業務知識の本? 業務知識の本ということで購入したが、中身は用語の解説集だった。 本当に業務経験があって書いた本だろうか。業務フローの説明もなく、試験問題から抜粋した業務フローでは、実践的な業務知識の理解ができるだろうか。
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