カスタマーレビュー
ポイントを抑えています。 PMP教科書などで学習した後の習得整理に最適です。PMP教科書より表形式で整理されているので分かり易く、新たな情報も載っておりとても良い。特に、「実際のプロジェクト管理」と「PMIの考え」の違いなど、PMP試験の勘所を「注意」として各項にあり、とても参考になります。各章に演習問題(計80問)と模擬試験(100問)と解説も有ります。これでPMP試験に受かりました。PMP試験対策にフォーカスした本としては、「PMP教科書」シリーズでは初めてだし、現状日本語で読める試験参考書としては最もおすすめの一冊である。知人からの勧めで原書(Exam Cram 2 PMP)を購入し、自分は主にこれで試験に合格できたと思っている。邦訳がもっと早く出ていれば楽だったのに。。。構成は「PMP教科書」と同様5つのプロセスの順で、さらに計画プロセスはコアプロセスと補助プロセスで章を分けて解説している。試験はPMBOKガイドの章ごとではなく、こちらの構成をとっているのでPMBOKガイドだけ読んで試験に臨むと思わぬケガをすることになる。分量は「教科書」よりずっとスリムになっているし、理解の仕方や重要ポイントが丁寧に説明されているので「教科書」よりずっとわかりやすかった。他であまり解説されていない「プロフェッショナル責任」(設問の14%のウェイト)に1章を割いているのも、ポイントが高い。 「PMBOKガイドを全部読まない人も、リスクマネジメントの章は必ず読んでおくこと」という助言は、試験で大いに役に立った。蛇足だが、試験の日本語は噂にたがわぬひどさだったので、可能なら本書の原書も入手して英語で受験した方がまだマシかも知れない。
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