カスタマーレビュー
金の無駄・・・ただの、自慢話みたいで、あんまりおもしろくなかった・・・私は、夜の仕事やけど、たいした参考にも、モチベーションがあがるわけでもなかった。背筋の伸びた生き方が気持ち良い大学4年のときに銀座のホステスになり、38歳の現在銀座で自分の店を持ちオーナーママをやっている筆者の、これまでの銀座での生活について語った話をまとめた本。 いろいろな読み方ができます。一つは銀座という限られた人たちしか足を踏み入れられない世界を覗いてみる楽しみ。同伴出勤とはどんなものか、ホステスの担当客というシステム、お店どうしの銀座内政治、客1組あたりの基本は1時間半でひとり3万5千円くらいで、それ以上長い時間は困るという暗黙のお約束がある、など「へエー」と思うことがたくさんあります。 もう一つは、営業の心得を学ぶ読み方。水商売で自分のお店を持とうと思っている人のみでなく、普通の営業マン、ウーマンにも役に立つ心得やコツがちりばめられています。(必ず翌日に電話を入れるとか、セクハラのかわしかたとか)。 そして最後に、一人の独立した生き方を選んで厳しい道を歩んでいる女性の人生と考え方をキャリアウーマンの先輩として読む読み方。この人は表紙の写真のイメージどおり、着物を着て背筋を伸ばしたような生き方、性格をしています。一度決めたら迷わず前に進んでいく。くだらない甘えた人間関係は持たない。その潔さには惹かれるものがあります。 着物の話や美しいしぐさのコツなどもあって読みやすいので、若い女性に読んで欲しいです。
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